Rika in Singapore

シンガポールでのんびり暮らす人

シンガポール58日目 お洋服

衣服を購入するという行為は大変難しい。なぜなら

・汗水垂らして働いた身銭を切ることになる

・これかわいいなと思った洋服が、実際に自分が着てみるとまったく違う印象になる

・試着という行為が面倒。サイズが違うものを持ってきてしまった場合、選んで着て脱いでという3stepを繰り返すことになる。

・店員が絡んできた場合は厄介だ。「お似合いですねー」と言われるとき、とても気を遣われている気がして今すぐここから出たくなる。

・さらに新しい服を次から次に持ってくるため、瞬時にNoと言う瞬発力がなければ着せ替え人形のように色んな服を着せられる

・そうこうしているうちにへとへとになりもう服を選ぶ気力がなくなる or 買わなければいけないという強迫観念があるときには満足していなくても買ってしまう

 

そう、気づいたのだ。さすがに買わなきゃやばいぞと思っているとき e.g. シンガポールに持ってきた服が薄汚れて、特にデートには着ていきたくないぞと思えてきたとき、ならば服を無理矢理にでも購入することができるのだと。

 

そして一回購入すると、どんどん弾みがついて買えるようになる。

さらに特にまったく新しいテイストの格好で人に会うと仲の良い人たちは、服変えたねー似合ってるねーなどと気づいて褒めてくれるのである。

昔はそんな指摘をされることが恥ずかしかった。気を遣わせているんじゃないかと思っていた。でも自分である程度満足して着ていった服なら、褒められて悪い気はしない...いや、むしろ嬉しい。

 

それなのに、私は同僚が服を変えてきたときに、とても似合っているなと思ったのに、褒め忘れた...。今度着て来てくれたら、話しかけて見よう。